2013-09-08(Sun)

新しくされた者 2013年9月8日 特別伝道礼拝メッセージ

新しくされた者
江田めぐみ伝道師

 見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する。初めからのことを思い起こす者はない。それはだれの心にも上ることはない。
イザヤ書65章17節


 なぜなら、キリストの愛がわたしたちを駆り立てているからです。わたしたちはこう考えます。すなわち、一人の方がすべての人のために死んでくださった以上、すべての人も死んだことになります。その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。それで、わたしたちは、今後だれをも肉に従って知ろうとはしません。肉に従ってキリストを知っていたとしても、今はもうそのように知ろうとはしません。だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。これらはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。ですから、神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。
コリントの信徒への手紙二5章14~21節


 皆様と共に主の日の礼拝に与る恵みを、心から感謝致します。
 今皆さんは、毎週日曜日教会へ来て礼拝を捧げていらっしゃいます。ではなぜ、教会へ皆さんが来て礼拝するのでしょうか。
 教会とは神の体であります。キリスト教会は、教会としての本来の使命に立ち返って、人々の精神の拠って立つ拠り所を示し、本当の安らぎと生きる力の源として、「真の神との生きた関係」を示すところであるのです。
 教会に与えられた使命には二つあります。それは、「召命」と「派遣」です。「召命」は、キリスト者の全てが受けている。(マルコ1;17)「派遣」とは、伝道と宣教です。一つの使命は、神に対する関係、神奉仕としての礼拝です。もう一つは、世の人々に対する関係、人々への愛の奉仕です。
 教会は礼拝し、伝導するために、教会として創造され、集められた共同体です。神を信じる者は、洗礼を受けてキリスト教共同体である教会から委託された務めは、三つあります。伝道(証し)・教育・奉仕です。ですから、わたしたちは隣人に対する愛の行為、主の命令に答えるキリストの恵みを行動で表すことなのです。

 神が選んで、その民を集め、十字架にかかられたキリストと結び合わせ、「キリストの体」として教会を造られました。ですから、教会は人間が造ったものではありません。キリストにあって、神が造られたのです。
 そのように聞くと皆さん不思議に思われるかもしれません。建物はもちろん人の手で造られているからそう感じられるのでしょう。教会とは、神が造られ、召し集めた神の民なのです。

 礼拝において私たちは神様に仕えます。神をまことの神として賛美し、礼拝し、神の栄光をほめ歌います。礼拝とは、奉仕、サーヴィスと言います。神様に対する奉仕のことです。けれどももうひとつ、神さまの方から奉仕してくださっている恵みの出来事があります。神さまの恵みは大きく、広く深い恵みで、私たちをいつも見守っていて下さるのです。
礼拝には、私たちが神様に働きかける前に、神さまから私たちに働きかけてくださっている、神の恵みの行為があるのです。礼拝の中で、神が奉仕してくださっているのです。
礼拝の中で、神の恵みを受けるのです。それは、説教を通して、神の御言葉を聞き、聖礼典を通して恵みを受け、新しい命を受け取ることができるのです。
 御言葉を聞くことで、神の奉仕(神の愛)を受け取るからです。御言葉によって、神の勝利を知らされ、憐れみと赦しを知らされ、神との和解を知らされます。その御業に触れて、新しい命に生かされるのです。
 
 洗礼を受けることによってキリスト者としての生活が始まります。洗礼によって、私たちはキリストと共に死に、キリストの復活の命に生かされ、神に対して生きるものにされました。ですから、聖礼典に預かることで、私たちは、聖餐を通して、キリストの命に預かっていることを覚えさせられております。
 神の命は、生ける神の命で、父、子、御霊なる神(三位一体の神)との交わりにある命です。その交わりにあずかることで、神の命に生かされるのです。

 教会のもう一つの使命は、伝道です。神から受けた恵みを人々に伝えるということです。
 主イエスも、ご自分で伝導されました。「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ1:15)と主は言われました。そして、良き知らせとして、福音を弟子たちと共に伝えたのでした。
 主イエスは、神さまから素晴らしい力を与えられておりましたので、罪人や死や病などをおった多くの人々に奇跡を行い、いやしの手を差し伸べました。また、神の恵みや憐れみの力の中に生きることができるようにしてくださいました。
主イエスは、私たち罪人のために、皆の救いのために代わって審判を受け、十字架におかかりになり、死にて葬られました。そして、罪と死に打ち勝ってくださり、私たちに赦しを与えられ、神との交わりに入れられました。
 「十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、私たち救われる者には神の力です」(コリ一1・18)私たちは、十字架につけられたキリストを述べ伝えています。それは神の力、神の知恵であるキリストを述べ伝えるのです。私たちのために、罪を負いその罪と死に打ち勝たれた主イエスを伝えるため、私たちは伝道するのです。

 キリストの愛が私たちを駆り立てているからです。……一人の方がすべての人のために死んでくださった以上、すべての人も死んだことになります。その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きているのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。(コリ二5・14-15)
 「わたしたちは洗礼によってキリストとともに葬られ、その死にあずかる者となりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちにも新しい生命に生きるためなのです。(ローマ6:4)
だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。これからはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通して私たちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務を私たちにお授けになりました。(コリ二5・17-18)
 「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造されたものなのです。」ということは、コリント教会にもこの神の力が働いていることを確信しているのです。
 コリント教会に限らず、私たち一人一人にとっても、今日の私たちの教会においても、人間的な生き方の中に埋没し、そこから抜け出せないでいる私たちにこの再創造の力、キリストの力が働いている。私たち自身には再生の力はなくても、神の創造の力が外側から注がれ、やり直すことのできる力となって働くのです。神の創造の力は失敗して立ち上がれない者に再創造の力として働くのです。
 罪と何のかかわりもない方を、神は私たちのために罪となさいました。(コリ二5・21)と記されているところは、第二イザヤの「苦難の僕」による贖いです。第二イザヤの預言の中に、「苦難の僕の歌」として知られているところがある。神の民としての栄光を失ってしまい絶望の中にあるイスラエルの民がどうしてなお再建の望みを持つことができるであろうか。それは、イスラエルの罪を負う「僕」が神との関係を執りなし、自ら贖いの働きを担ったからであるのです。

 人はこの世に生を受け生きております。その中で人生には、様々なことが起こります。
 これまでにも、嬉しいこと、悲しいこと、苦しいことなど数えたら沢山のことが思い浮かぶことでしょう。また、これからも生きていく中で、沢山のことが起こる事でしょう。

 日本の国の現状を見ても、経済の低迷や、若い人々の就職難が目立ち、高齢社会に老人たちが心の拠り所を求めております。そして、「働けれども我が暮らしは楽にならず」の状態です。また、核家族になり、地域社会とのつながりが希薄になって、孤独死をされているという悲しい現状の報告を目にします。
 2011年3月に起きた東日本大震災の爪あとは、今尚、原子力発電所の崩壊とともに、目には見えぬ恐怖に、脅えている現状があり、不自由な生活を余儀なくされている人々もおられます。不安な日々の中で、人間の生き方が根本的に問い直されているように思われます。
 人生のどんな苦境、悩みの中にあっても、キリストにある神の憐れみと慰めは私たちをもっと深みから支えてくださいます。神さまは私たちのためにいてくださいます。そこに平安があるのです。伝道は主イエス・キリストによる神の恵みを伝え、それを信じて生きる確かな人生を伝えることなのです。

 主の救いは神との命の交わりです。救いは各自が自分で作り出すものではなく、また、もがき苦しんで獲得するものでもありません。それは、神の御業を御言葉によって聞くことであります。そして、御言葉を信じて受け入れることです。また、御言葉を信じて、憐れみに富んだ神の救いの手に捉えられることです。
 
 皆さんが教会へ集められて、毎週日曜日来ることは、救いにあずかって神をほめたたえるために、礼拝するのです。ですから、教会は神を恵みの神、憐れみに富んだ神として礼拝しているのです。
 伝道は、神の愛を伝えます。愛とは他者に対して無関心にならないことです。そして、他者に感心を向けることから始まります。
 「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネ3・16)というように神は、十字架に御子を遣わしたことは、神が愛であるからです。
 神の御子の偉大な犠牲が一人一人のために払われていることを伝えなければなりません。伝道は、私たちが無関心になっても、神は私たちに関心を注ぎ、最大の犠牲を注がれたと伝え続けるのです。あなたにはキリストがいる、神の愛が注がれている、あなたと共に神がいてくださるということをその人に伝えるのです。

 「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」(ヨハネ15・12)「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハネ15・13)

 私たちも愛を持って愛を伝えるのです。まず身近におられる家族からから伝えましょう。信仰によって神との交わりの中に生きること、そして、最も良きもの、無くてはならない事を伝えるのです。また、友人や職場のお友達など、自分の周りにいる人々に神の愛を伝えましょう。私たちは信仰生活をする中で、神に愛されていることを知り、神を愛する者に変えられるのです。

 神に選ばれたものは、「あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、攻めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛はすべてを完成するきずなです」(コロサイ3・12-14)と記されております。

 私たちは、真の神を礼拝することの中で、私たちが謙遜にされ、慰めと希望を与えられます。神の愛にあずかり、愛のある人に変えられ、真の勇気を知らされて、勇気ある人に変えられるのです。そして、キリストと結ばれる人は、だれでも新しく創造されるのです。

 日本の教会の現状を見ますと、少子高齢化により衰退していく教会を目にしております。
 高齢化したお年寄りが増え、体も思うように動かなくなり、今まで喜んで礼拝に出ていたが、教会へ出席することができなくなってしまったという現状。また、子どもたちも、なかなか教会に集まることのできない現状(クラブ活動・塾等)を持っております。ですから、各教会にかせられた課題は山積みです。
 この三芳教会も、そのようなことを考えると、しっかりとした目標を持ち伝道をして行かなければいけません。自分のできることから、まず始めましょう。
お一人お一人が神から頂いた愛を隣人に愛をもって証しして行きましょう。


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